ジュリエット・ビノシュ 「ポトフ 美食家と料理人」を観ました
トラン・アン・ユン監督 映画「ポトフ 美食家と料理人」を観てきました✨
華やかな数々の料理が見事な連携で淡々と作られていく映像は圧巻でした。
料理の音、食器やカトラリーがぶつかる音、虫の音や木々の音がBGM。
ジュリエット・ビノシュは本当に美しい。
「ショコラ」と「ポンヌフの恋人」も観たけど 芯があって儚くて人を惹きつけるのに近付き難いなんとも言えない美しさです♡ 歳を重ねてもずっと美しい!!
ボリューミーなスカートにエプロンをウエストできゅっと結んでまるでドレスのような服装で畑を颯爽と歩き食材を選びキッチンで料理する姿は芸術的で絵画のようでした。
地位も教養もあるドダンがウージェニーの前では少年の用に揺れ動く姿も愛らしく見えました。
(そしてここからはちょっとネタバレ・・・・)
☆
☆
☆
観終わった人のほとんどが感じるであろう感想・・・「ポトフ・・・は??」
映画の公式サイト等のストーリーを読むと 長年連れ添った夫婦のような二人が究極のポトフを作り上げながらより深い絆で結ばれたりお互いの理解を深めたりといった映画を連想しましたが・・・ポトフはあまり重要ではありませんでした・・・・。
せっかく素晴らしい映画なのにタイトルのせいで最後 ん・・・・?となってしまう残念さ💦
「美食家と料理人」だけで良かったのでは???
あまりにも納得いかなかったので原題を翻訳サイトで翻訳してみたら「ドダンの情熱」みたいな感じでした。
なるほど、「ドダンの情熱」・・・しっくりきます。
なぜ「ポトフ」なんて邦題にしたのかしら・・・。
きっと映画館に足を運んでもらうために日本人に馴染みのある「ポトフ」を前面に出したのだと思うけど、本当にタイトルだけが勿体無い!!
余談ですが 他に「邦題が残念」と感じた映画は「私はうつ依存症の女」と「エイリアン VS ヴァネッサ・パラディ」です。
クリスティーナ・リッチ主演の「私はうつ依存症の女」もとても良い映画でしたが「うつ依存症」自体が日本語としておかしいし私はこのタイトルに対して詐病?と誤解を受けるような印象を持ちました。原題は確か治療薬の名前だったと思います。興味を惹くために「うつ」と「依存症」という二つのキーワードを入れたような安直さ💦
もう一つのヴァネッサ・パラディ主演の「エイリアン VS ヴァネッサ・パラディ」は映画自体B級だけど邦題も酷く最早清々しく感じる程😅
ヴァネッサのアクションシーンが観られるのかと思いきやヴァネッサ戦わない!!
ジョニー・デップのパートナーとして、シャネルのミューズとして知名度のあるヴァネッサの名前で客寄せしたいのと「エイリアン VS プレデター」にあやかって間違って観る人がいるかも?みたいな打算を感じるタイトルでした。
私はヴァネッサ・パラディが大好きなのですっごい可愛いヴァネッサを堪能できて満足でした😆し、これはB級過ぎて観る価値あり!!と思う映画です🤣(ひどい💦)
映画館に観に行った時に「ヴァネッサの卵」というのが売ってて、気になったけど買わなくて20年近くたった今でも中身が気になるので買っておけばよかったな〜〜〜。
そんなこんなでこの「ポトフ」はタイトルに大変不満があるけれども映画自体はどのシーンも「美しい」と感じる素晴らしい映画でした!!
ご訪問ありがとうございました♪
別館