オーディブルで「BUTTER」(柚木麻子著)を聴きました。なかなかの長編でした。
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オーディブルで柚木麻子さんの「BUTTER」を聴きました。
オーディブルで本を聴くのは3冊目ですが 今回はなかなかの長編。2ヶ月程かかりました💦
ハラハラしたりこの後どうなるの?と感じたりするタイプのストーリーではないので途中少し挫けそうになったり・・・。
モデルは木嶋佳苗事件のようですが 美食をテーマに掘り下げられていて作中のカジマナに導かれるように没頭していく様子は面白かったです。
「追体験をする」というテーマは割と好きなジャンルなのでそのあたりも面白かった。
映画「恋愛寫眞」や「姉のいた夏、いない夏」のように今ここにいない人が何を見て何を感じたかを知りたいという強い想いに突き動かされていく感じ。(推し活や聖地巡礼でゆかりの地を巡るのも似た感じかな) (ジャン・フィリップ・トゥーサンの小説「カメラ」というカメラを媒体にして何とも表現しにくいどうでもいいようなよくないようなできごとを垣間見れる本も思い出しました。この「カメラ」という小説は好き嫌いが分かれる作品だけど私は好きです)
カジマナの人生を深く理解するために主人公が追体験をしていくのだけれど その体験で色々な事に気付き深く考察していく内容でしたが 正直私には少し難しすぎました・・・。
どんなことも体調や精神状態で受け取り方や感じ方は変わるだろうし 正解なんてないものがほとんどだと思うのだけど 主人公のように何に対しても真実や本質を突き詰めようとする姿は痛々しくも感じました。
家族・親友・同級生・恋人・友達・同僚・・等々 名称はあっても結局のところ曖昧な境界線ですれ違いもおこるし、 細くない人は努力していないみたいな極端に感じるけれどそいうった考えはうっすらと蔓延している部分もあり そんなふうにほとんどがカテゴライズされている生きにくい世の中で必要なのは「強靭な柔らかさ」だと感じる作品でした。
オーディブルで19時間💦 1.2倍速で聴いているのでもう少し短かったはずだけどなかなか長く、進まない感があったので皿洗いや(ライフワークの洋裁の)布を切る時なんかでも聴いて最後まで聴き終えました!
このボリュームの本を読む時間を確保するのは難しいので 歩いている時間や家事等の時間を利用して物語の世界に入れるのは本当に便利。とすっかりオーディブルの愛用者に。
あと作中に出てきた絵本「ちびクロサンボ」。懐かしい!!と思いました。
昔はどこの家にもあった気がします。子供心に トラがぐるぐる回ってバターになるなんて「そんなアホな」と思ったのを覚えています。でもそれが楽しくて何回も何回も読んだけど🤗
さて、次は何を聴こうかな〜〜〜。
ご訪問ありがとうございました。
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