
子育て中に何度も読み返した本「My Sweet Home:川村カオリ」
(本記事にはプロモーションが含まれています)
PR

子育て中(現在進行形だけど)に何度も読み返した本「My Sweet Home:川村カオリ」。


乳がん闘病中の川村カオリさんが娘さんに遺したたくさんのメッセージです。
川村カオリさんが乳がんの再発と闘っていると聞いたのは私が上の子を出産して少したった頃でした。
川村さんに小さなお子さんがいるとのことで気になってブログを読み始めました。
治療の辛さや小さな娘さんに対する申し訳なさのような気持ちも感じますが 何より力強い内容に惹かれよく読んでいました。内容や再発ということから厳しいんだろうなというのも読者として感じていました。
そんな頃、金スマだったかな?中居正広さんとベッキーさんが出ててゲストで川村カオリさんが出ていたのですが 端正な美しい顔立ちのためか壮絶ないじめにあったお話をされていました。内容はいじめを通り越して犯罪なのでは?という内容でした。
そしていじめられたくないためにいじめる側にもまわった話もされていました。いじめられていたことを話すよりいじめていた事を話すのはとても勇気がいると思うし後悔されているようでした。
そしてベッキーさんに対して「苦労したでしょう」というような事を仰っていて(記憶が曖昧でちょっと違うかもしれません)、その時にベッキーさんは幸運なことにそういったいじめや仲間はずれのようなことはなかったと言うと「いい時代になったんですね」というような事を言っていた気がします。
そのような過去のお話をされていましたが 彼女の発信は希望に満ちて力強いものがありました。
残念ながらお亡くなりになってしばらくして本屋さんで平積みされていたこの本をふと買ってみました。
この頃の私は専業主婦で家とスーパーとたまに実家へ行くぐらいの毎日で旦那も仕事が忙しく実母の手を借りたりしていたけれども割と鬱々として日々でした。
知育おもちゃが毎月送られてくる通信教材をとっていたのですが それについてくる親向けの冊子を読んでいました。
先輩ママに「育児教本は気が滅入るから絶対読まない方がいい」とアドバイスを受けていたのであえて買わないようにしていたけど このおもちゃについてくる冊子も最初は読まないようにしていたのにやっぱり気になって途中から読むように・・・。
でも先輩ママの言う通りでした。今はどうかわからないけど当時はその冊子には「〇〇の時の声掛けNG集」みたいなのばかりで こういう時はこのような言い方はNG、〇〇のように言い換えましょうというような内容ばかりでした。次第に子どもに何か声掛けたりするときに「こういう時は何て言うんだっけ?」「今の言い方はOK?NG?」と不安になるようになり どんどん息苦しくなっていきました。
そんな時にこの「My Sweet Home」を読んで涙が溢れました。
娘さんに向けた内容ですが 本当に勇気をもらいました。NGとか◯とか✖︎とかどうでもいいわと思えました。そんなことよりまず抱きしめることが大事なんじゃないかと気づかせてくれた本でした。
あの時 私を助けるためにこの本は平積みされていたのでは?と思うほど救われた本です。
娘さんへの愛で溢れています。こんな風に我が子を大切にすればいいんだと思わせてくれる本です。
川村カオリさんは最期まで強くあり続け、たび立つときも微笑んでいたというようなコメントも読みましたし、確か黒柳徹子さんが「娘ちゃんは(葬儀で)気丈に振舞っていて強いこだった」と言っていたと思います。
川村カオリさんのブログやこの本を読んでいた人たちが一番気がかりだったこと・・・それは娘のるちあちゃんの今後でした。
ブログにも度々様子が書かれていましたが 川村さんが亡くなった後はるちあちゃんの今後を知ることができません。
幸せを祈ることしかできない。
と、思っていたのですが 最近になって「刈込るちあ」さんとして表に出てきている事を知りました!!
すっかり大人になって 可愛くなって楽しそうに笑っている写真を見て胸が熱くなりました。
もう、ずっと会ってない親戚のおばちゃんの気分です。当時ブログを読んでいた人たちはきっと同じ気持ちなんじゃないでしょうか。
元気な姿を見せてくれて本当にありがとう!!という気持ちです。
ご訪問ありがとうございました。
別館
PR

PR

