若かりし頃に観たドキュメンタリー映画「ニコ・イコン」を久しぶりにまた観ました。
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若かりし頃一人暮らしをしていた時に近くにレンタルビデオのゲオがあったのですが そこでよくレンタルして映画を観てました。まだVHSの時代💦
そこのゲオには結構マイナーな映画が揃っていて 広くないお店だったけど行くといつもわくわくしていました。(懐かしい!!)
そこで出会ったのがこの映画「ニコ・イコン」

その頃すでにLou Reedに傾倒していた私は手に取ったVHSがあのThe Velvet Underground and nico のニコのドキュメンタリーだと分かった時は飛び上がるほど嬉しかったです。
背が高く美しく 声は低くとろんとした喋り方は独特で 唯一無二という感じです。
毒親特集では高確率で選ばれてしまうnico様。
毒親毒親というけれども息子のアリが話すシーンでは母親とは強い絆で結ばれている、よくベーコンエッグを作ってくれたと愛おしそうに話していました。
薬物の影響だと思うけど 彼女が急にナイフを振り回したりして怖いと話していた人もいましたし、nicoとの出会いは普通の日常の終わりだったと言っていた人もいました。
実際 映画冒頭の映像のnicoの目は誰がみても普通じゃない・・・という感じです。
元々ゆったり話す話し方なのかもしれないけど とろんとした感じは晩年のイーディのようでした。
急にキレ出したり腕の注射痕を見せびらかしたり 自分の美貌を嫌ったり 奔放な彼女は何を求めていてどこへ向かっていたのか 本当に不思議な女性です。
息子のアリはアラン・ドロンの母親が育てたそうです。
アラン・ドロンの母親はニコのことを「美しくてとても頭のいいお嬢さんだった」「でも子育てはできなかった」と話してました。
子どもを薬漬けにしてしまっていたのでやはり子育てできる状態ではなかったのでしょう。
子育てができないからといってニコが悪い人間というわけではないという感じの言い回しがとても素敵だなと思いました。
息子のアリも母親のことは大好きだったようですし きっとニコはたくさんの人に愛されていたのでしょう。
でもアリが言うにはニコは「子どもをとられた」と思っていたようです。
でも根無草のような暮らしで薬物依存状態ではやはり子育ては難しかったと思います。
私的にはアラン・ドロンがもっとちゃんとしてくれてれば・・・とも思いますが。。。
あとジョン・ケイルが若い〜〜〜。
1回観てるのでLou様が出ないのは知ってたけど特にコメントもなく ほんの一時期Lou様のNICOが恋仲だったような感じの場面がありました。
急にジョン・ケイルが歌い出したので何事かと思ったらそれがエンディングでした(笑)
最初レンタルで借りた時にこれは手元に置いておきたいと思ったけどレンタル品なので叶わず、10年以上経ってフリマアプリでDVDとして手にいれることができて幸せです。本当に便利な世の中になりました!!
NICO好きな人にはぜひ観てほしい作品です。
Chelsea Girlも観てみたいんだけどな。いつか観れるかな。
ご訪問ありがとうございました。
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